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2008.02.28 (Thu)

通り過ぎてから気付くもの

普段何気なく見ている道路。
何がありますか?
もちろん、アスファルトの路面。
両脇には家や商店が並び、家には庭木、ベランダには洗濯物。商店では美しいショーウィンドウ、看板。

路面自体を見ても、白線、中央分離帯、側溝。
脇には電柱、道路標識が立ち、上を見上げれば電線……。

では、信号機(自動車用)はどのように設置されているでしょう?

え?
当たり前すぎて思い出せない……?

普通は電柱からアームを張り出してその先についています。
もしくは信号機専用の柱から、やはりアームを張り出してその先についています。
都会では高架などにくっついているときもありますが、基本的には硬い物に固定されています。

……よね?

さて、地元は紀州に次ぐ全国二位の梅の産地。
地元っ子にすら知られていませんが。

あれはもう十年近くも前のこと。
梅林で有名な観光地から降り、川沿いの道へ坂を下ります。
丁度坂を降りきった場所は国道との交差点。正面は川に架かる橋。

おや、信号機は赤です。
とまりましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

あれ?
何か違和感。
確かに信号機は赤です。
でも風景の何かが変だ……。
周りが工事中のせいでしょうかね?

考え込むこと信号機が青になるまで。
通過してからようやく気付きました。

なんじゃありゃ!?
だって、その信号機……。

交差点の上に張り巡らされている電線に直接くっついているんです。
しかもド真ん中。

空中式信号機!?
風が吹くたび、ゆらゆら〜っと。

……いつか落下してくるんじゃなかろーか?
などと思いつつ、数年後。
同じ交差点を通りました。
もう工事は終わってます。
しかし。

やっぱり電線にくっついたままの信号機。

工事中の暫定処置ではなかったのか!!
最初に見てから十年近く、今はどうなっているかわかりません。
いや、最近も通ったのですが確認し忘れました。

でも。別のびっくり事項発見。

同じ交差点の角のお宅。
フェンスにばさりと無造作に何か干してあります。
洗濯物でしょうかね?

いや、あれは違う……。

だって、巨大で黒くてふさふさしてて……。

どうみても熊の毛皮です。
なんてワイルドな……。

現在この近辺では三大梅林祭りを行っております。
皆様、ここはぜひ箕郷・榛名・秋間梅林へお越しください。
以上、無関係者による無責任な宣伝でした(あれ?)


……なんていうのが、ごくありふれていて見落としそうな風景の一部。
県内には妙な看板がちらほらと。
上のような町並みの一部と違い、見せることが目的の看板やのぼり旗はやはり目に付きます。


水清き山。県内には多くの川の源流があり、ダムもたくさんございます。
その一つ。
現在建設工事真っ只中の八ツ場(やんば)ダム。
ここはダムを作ってしまうと名勝吾妻渓谷、白糸の滝、そして川原湯温泉が沈みます。
豪快な湯掛け祭りでおなじみの川原湯温泉も、ダムに沈むとあっては閑古鳥がなく始末。
そこで、遠く離れた国道17号と国道353号との交差点に看板を設置。

ようこそ、川原湯温泉へ。

ひょっとすると川原湯温泉へようこそだったかもしれませんが(うろおぼえ)、それでもまぁ、ごく普通の案内看板ですよね。

今は。

しかし。
この看板、一世代前の古い看板にはこう書いてありました。

ようこそ
ダムに沈む
川原湯温泉へ

……小さい文字で何か書いてあるんですが……。

哀愁を感じとるか、自虐ネタと取るかは、読んだ人の心次第です。

さて、ダム建設後を見据えて温泉街は移転を予定しております。
皆様、ここはぜひダムに沈む川原湯温泉と、移転後のダムに沈まない新しい川原湯温泉へお越し下さい。
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