薪ストーブの仕組み
我が家は二軒あります。そのうちの片方は以前書いたこの家。
中はワンフロア、がらんどう。
最低限の柱と仕切りがあるだけで部屋同士の壁というものはない……ある意味、材料の量的にエコ住宅。
まぁ人間が住む以上、水道と電気、ガスは必須のはず。
そしてここは山奥の山村、寒いので暖房必須。
しかしエコキュートのオール電化住宅なのでガスはありません。
ちなみにその電気の使い道は……給湯と照明。
他は……なし?
暖房は!?
もちろん電気ストーブもホットカーペットもありますが、ほとんど出番なし。石油ストーブもなし。
なぜなら……
我が家の暖房は薪ストーブだからだ!!
上に鍋を乗せればコンロに早代わり。
タイプは軽井沢ストーブと呼ばれるものです。
巨大な鋳物のストーブです。
我が家で一番存在感があります。
え? 住人ですか?
あれは飾りです。
この巨大な薪ストーブがとても省エネなんです。
ホームセンターなどで売っている薪ストーブは小さくて、薪をくべれば確かにストーブ本体は熱くなりますが、その燃焼した熱い空気はそのまま煙突から逃げてしまいます。
暖炉も然り。
でもこの巨大ストーブ、燃焼室のからあがった空気を、上部から左、更に下へ回してもう一度燃焼室の下へ吹き出す仕組みになってます。
これは『薪のほとんどは実はガスで、堅い繊維部分は極わずか』なため、より効率的に燃やすための仕組みです。
循環せずに直接煙突へ繋がってるタイプのストーブは、せっかくの可燃性ガスをどんどん逃がしてしまい、わずかな繊維だけを燃やしてる状態なんだそうです。
なので、このストーブは一度燃焼室の上部から空気を循環室に回し、空気と混合してもう一度燃焼室に戻すようになっているというわけです。
焚き火なんかで赤い炎が見えますね?
あれは可燃性ガスは空気中に逃げてしまうために燃えず、残った繊維だけががんがん燃えている状態だそうです。
なので燃え尽きるのが早いですよね。
ガス燃焼の場合はコンロのような青い火か、赤っぽくても背景が透けて見える薄い独特の炎になります。
で、このストーブはほとんどガス燃焼状態です。
なので太い薪を入れると、1本入れただけで二時間近くとろとろと燃えています。
燃え方としてはまず繊維部分に火がつき、一気に燃え広がって温度が上昇するとガスが発生してガス燃焼に切り替わります。
繊維部分はガス燃焼の熱で徐々に炭化していくような感じで、それ以降は激しい炎は出しません。
なので、火もちが良いんです。
可燃性のガスもほとんどが燃えて消費されますので、いわゆる煙というものはほとんど出ません。
薪はもちろん薪を買ってきても良いですが、我が家は大工さんがくれた木片(合板ではない)と、親戚からもらった庭木の枝です。
廃材利用という奴ですね。
おかげで暖房費は無料です。
……まぁストーブ本体(むしろ煙突)が???万円しましたが……。
でもソーラーパネルもきちんとしたものならばそれくらいしますよね。
このストーブ、職人さんの手作りなんです。
鉄を丁寧に打ち出して作るようです。
科学工業製品ではありません。
なので環境的にはとてもエコだと思いますよ。
雰囲気もいいし。
ストーブの真上の二階の床は床暖房状態で暖かいし。
なにより鍋ができるし(そこか!?)。
薪をどれくらい使うかといいますと、一日で園芸用の肥料の大袋一つに詰められるくらいです。
ワンフロアの家なのでこのストーブ一台で全館暖房できます。
なにより、二重サッシ、壁はもちろん天井や床までも断熱材が入っているので、
一度温まると熱が逃げずにいつまでも暖かい
ので、必死になって燃やさなくても大丈夫なのです。
家を建てるときに断熱材や窓の費用はケチらないこと、そのときは高いと思っても、これが後々の燃料消費、つまり環境のためにも財布のためにも良いのです。
断熱材は冬の寒さにも夏の暑さにも対応するとても重要なものです。
全国の各家が断熱に気を配るだけでどれくらいの省エネになりますか?
過剰照明ばかり槍玉に上がりますが、冷暖房と比べたらまったく比べ物になりません。
薪ですが、都会ですと入手が大変かもしれません。
しっかり商品にされた薪はとても高いです。
林業が衰退し、間伐材が出ないんですね。森林の手入れをしてもらえれば、手軽な薪がもっと出回ると思うのですが……。
ちなみに昔話の『おじいさんはシバ刈りに……』のシバは柴で、茂りすぎた小枝、不要な雑木や枯れ木を刈り取って山の手入れをすることをいいます。
庭がある人なら庭木の手入れの際に出た枝をまとめて乾かしておくと良いです。
庭がない人は、道路の街路樹の手入れの時の作業員に声を掛けてみてください。
譲ってくれる場合があります(通常、枝木はゴミ処分されてしまいますので、わりと好意的に譲ってくれます)。
ただし、よく乾かしてください。生乾きだとタールが発生しやすく、さらに薪がはぜてストーブ内部を痛めてしまいます。
いろいろな木がありますが、燃料としては芯までしっかり乾いていればどのような木でも大丈夫です。
極端な話、しっかり乾いているなら畑でもらったキウイのつるでも大丈夫です。
ええ、大丈夫なんです。
我が家で実証済みです。
ところでこの家は山村にあります。
土地代金は一坪1万5千円。
あら、お得。
元々畑だったので、家庭菜園に最適な土。
いや、我が家は畑を作っていませんが、庭にワラビが生えるわフキは生えるわ、ウドもあればミツバも生える……。
村で唯一のスーパーは四時で閉まりますが、とりあえず野菜には困りません。
我が家ではタンポポも野菜です(外国ではサラダに使いますしね)。
→ネタのタネ
中はワンフロア、がらんどう。
最低限の柱と仕切りがあるだけで部屋同士の壁というものはない……ある意味、材料の量的にエコ住宅。
まぁ人間が住む以上、水道と電気、ガスは必須のはず。
そしてここは山奥の山村、寒いので暖房必須。
しかしエコキュートのオール電化住宅なのでガスはありません。
ちなみにその電気の使い道は……給湯と照明。
他は……なし?
暖房は!?
もちろん電気ストーブもホットカーペットもありますが、ほとんど出番なし。石油ストーブもなし。
なぜなら……
我が家の暖房は薪ストーブだからだ!!上に鍋を乗せればコンロに早代わり。
タイプは軽井沢ストーブと呼ばれるものです。
巨大な鋳物のストーブです。
我が家で一番存在感があります。
え? 住人ですか?
あれは飾りです。
この巨大な薪ストーブがとても省エネなんです。
ホームセンターなどで売っている薪ストーブは小さくて、薪をくべれば確かにストーブ本体は熱くなりますが、その燃焼した熱い空気はそのまま煙突から逃げてしまいます。
暖炉も然り。
でもこの巨大ストーブ、燃焼室のからあがった空気を、上部から左、更に下へ回してもう一度燃焼室の下へ吹き出す仕組みになってます。
これは『薪のほとんどは実はガスで、堅い繊維部分は極わずか』なため、より効率的に燃やすための仕組みです。
循環せずに直接煙突へ繋がってるタイプのストーブは、せっかくの可燃性ガスをどんどん逃がしてしまい、わずかな繊維だけを燃やしてる状態なんだそうです。
なので、このストーブは一度燃焼室の上部から空気を循環室に回し、空気と混合してもう一度燃焼室に戻すようになっているというわけです。
焚き火なんかで赤い炎が見えますね?
あれは可燃性ガスは空気中に逃げてしまうために燃えず、残った繊維だけががんがん燃えている状態だそうです。
なので燃え尽きるのが早いですよね。
ガス燃焼の場合はコンロのような青い火か、赤っぽくても背景が透けて見える薄い独特の炎になります。
で、このストーブはほとんどガス燃焼状態です。
なので太い薪を入れると、1本入れただけで二時間近くとろとろと燃えています。
燃え方としてはまず繊維部分に火がつき、一気に燃え広がって温度が上昇するとガスが発生してガス燃焼に切り替わります。
繊維部分はガス燃焼の熱で徐々に炭化していくような感じで、それ以降は激しい炎は出しません。
なので、火もちが良いんです。
可燃性のガスもほとんどが燃えて消費されますので、いわゆる煙というものはほとんど出ません。
薪はもちろん薪を買ってきても良いですが、我が家は大工さんがくれた木片(合板ではない)と、親戚からもらった庭木の枝です。
廃材利用という奴ですね。
おかげで暖房費は無料です。
……まぁストーブ本体(むしろ煙突)が???万円しましたが……。
でもソーラーパネルもきちんとしたものならばそれくらいしますよね。
このストーブ、職人さんの手作りなんです。
鉄を丁寧に打ち出して作るようです。
科学工業製品ではありません。
なので環境的にはとてもエコだと思いますよ。
雰囲気もいいし。
ストーブの真上の二階の床は床暖房状態で暖かいし。
なにより鍋ができるし(そこか!?)。
薪をどれくらい使うかといいますと、一日で園芸用の肥料の大袋一つに詰められるくらいです。
ワンフロアの家なのでこのストーブ一台で全館暖房できます。
なにより、二重サッシ、壁はもちろん天井や床までも断熱材が入っているので、
一度温まると熱が逃げずにいつまでも暖かい
ので、必死になって燃やさなくても大丈夫なのです。
家を建てるときに断熱材や窓の費用はケチらないこと、そのときは高いと思っても、これが後々の燃料消費、つまり環境のためにも財布のためにも良いのです。
断熱材は冬の寒さにも夏の暑さにも対応するとても重要なものです。
全国の各家が断熱に気を配るだけでどれくらいの省エネになりますか?
過剰照明ばかり槍玉に上がりますが、冷暖房と比べたらまったく比べ物になりません。
薪ですが、都会ですと入手が大変かもしれません。
しっかり商品にされた薪はとても高いです。
林業が衰退し、間伐材が出ないんですね。森林の手入れをしてもらえれば、手軽な薪がもっと出回ると思うのですが……。
ちなみに昔話の『おじいさんはシバ刈りに……』のシバは柴で、茂りすぎた小枝、不要な雑木や枯れ木を刈り取って山の手入れをすることをいいます。
庭がある人なら庭木の手入れの際に出た枝をまとめて乾かしておくと良いです。
庭がない人は、道路の街路樹の手入れの時の作業員に声を掛けてみてください。
譲ってくれる場合があります(通常、枝木はゴミ処分されてしまいますので、わりと好意的に譲ってくれます)。
ただし、よく乾かしてください。生乾きだとタールが発生しやすく、さらに薪がはぜてストーブ内部を痛めてしまいます。
いろいろな木がありますが、燃料としては芯までしっかり乾いていればどのような木でも大丈夫です。
極端な話、しっかり乾いているなら畑でもらったキウイのつるでも大丈夫です。
ええ、大丈夫なんです。
我が家で実証済みです。
ところでこの家は山村にあります。
土地代金は一坪1万5千円。
あら、お得。
元々畑だったので、家庭菜園に最適な土。
いや、我が家は畑を作っていませんが、庭にワラビが生えるわフキは生えるわ、ウドもあればミツバも生える……。
村で唯一のスーパーは四時で閉まりますが、とりあえず野菜には困りません。
我が家ではタンポポも野菜です(外国ではサラダに使いますしね)。
→ネタのタネ
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コメント
お世話になっております。
優秀賞!?
ありがとうございます!!
可燃性のガスの詳細は、ストーブを設置したときに、職人の方が熱心に語ってくださって、非常に印象に残っています。
タンポポは食べられますよ〜。
キク科の植物特有のほろ苦さがありますが、後に残らず、さっぱりしています。
我が家では主にバター醤油、もしくは塩コショウでの炒め物です。
食用以外ですと一般的には漢方薬(健胃剤もしくは利尿剤など)にされるらしいです。
と、長くなりましたが、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
優秀賞!?
ありがとうございます!!
可燃性のガスの詳細は、ストーブを設置したときに、職人の方が熱心に語ってくださって、非常に印象に残っています。
タンポポは食べられますよ〜。
キク科の植物特有のほろ苦さがありますが、後に残らず、さっぱりしています。
我が家では主にバター醤油、もしくは塩コショウでの炒め物です。
食用以外ですと一般的には漢方薬(健胃剤もしくは利尿剤など)にされるらしいです。
と、長くなりましたが、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
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このたびは、ご参加、まことにありがとうございました。
ガスパーさんの個性があって、地球にやさしい省エネ、
とっても感銘を受けたので、優秀賞に選ばせて頂きました。
可燃性ガスのお話、とってもためになりました。
また、タンポポって食べれるんですね。
ぐっときました!
下記で紹介しているので、ぜひごらんになってください。
http://netablog.collablo.com/article/96487329.html
http://netablog.collablo.com/article/96002427.html
今後ともよろしくお願いいたします。